森下仁丹の先端技術
生薬を「包んで守る」銀粒に込められた伝統技術朝露をヒントに生まれたシームレスカプセル

天然の生薬を練った小さな粒に銀箔をはりつけた「仁丹」が生まれたのは明治中期。医療環境が整っていなかった時代に、生薬を手軽に持ち運び、長期保存を可能にしたのが銀箔のコーティング技術でした。この中身を「包んで守る」技術をさらに進化させ、森下仁丹が生み出したのが、いま世界が注目するシームレスカプセル技術なのです。
シームレスカプセル開発のきっかけは、液体の成分をカプセルに閉じ込めたいという思いから。継ぎ目のあるカプセルでは、中の液体が染み出してしまうため、継ぎ目のないカプセルをつくることが必要でした。開発チームは、葉からすべりおちる朝露をヒントに、この難題をクリアします。「水滴は表面張力で丸くなる。この力を利用できないか…」。その発想から、カプセルになるゼラチンを外側に、中身の液体を内側にして、同時に落とすと表面張力が働き、丸い形のカプセルが出来上がったのです。中身の液体を包んで継ぎ目のないシームレスカプセルは、当時の特許を取得しました。
ビフィズス菌を腸まで「届ける」ことを実現

さらにシームレスカプセルは、ビフィズス菌の研究者である光岡知足東京大学名誉教授と出会い進化します。「ビフィズス菌は胃酸に弱く腸まで届けることが難しい。ビフィズス菌に鎧でも着せられないか」。そんな願いを実現したのが、耐酸性の皮膜を2重にしたシームレスのハイパープロテクトカプセルです。この技術によって、生きたビフィズス菌を腸まで「届ける」ことが可能になったのです。
今では、食品分野のみならず、工業用途や経口ワクチンにもシームレスカプセル技術を応用させようと、さまざまな研究開発が進んでいます。


本品は、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
機能性表示食品は、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示するものとして、消費者庁長官に届出されたものです。
ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
- ・機能性表示食品は、疾病の診断、治療、予防を目的したものではありません。
- ・摂取上の注意:一日摂取目安量を守ってください。
- ・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
- ・治療中の方は医師に相談してください。
- ・多量摂取により疾病が治癒したり健康がより増進するものではありません。
- ・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。